フォルスクラブにBATIC対策用アプリが出来たとしたら

会計学を、国際的なビジネスの共通言語である
英語で理解することの出来る人材は重宝されます。
そしてそれを測る検定として
「BATIC(国際会計検定)」というのが存在します。
ちょっと大雑把に説明しますが「英語の簿記」のような感じです。
あと「国際的な会計学の事情」についても、BATICにて問われます。

さて、フォルスクラブでBATICが学べるとしたら、
どのような内容になるのでしょうか?
単純に、簿記の問題をフォルスクラブが英語で出題するだけになるのかも・・・。
それもまた勉強になりますが、
英語のエキスパートでないとかなり難しいかもしれませんね。
恐らく、TOEICで950点以上取れないと、
「英語で書かれた参考書」は理解できないのでは?
フォルスクラブでTOEIC対策が可能ですが、
フォルスクラブで目指せるのは730点までで、それ以上を取るなら、
フォルスクラブ以外の教材が必要となります。
少なくとも、海外の大学の授業を英語で聴いて
理解できるだけの英語力が必要と考えます。

実際のところ、BATIC受験者の5割が、簿記2級保持者です。
海外で通用する会計学の知識を身に付ける前にまずは、
日本で通用する会計学の知識を身に付けるべきかもしれません。
フォルスクラブはまだ簿記を学べるアプリを実装していませんので、
まずはそちらから導入すべきかもしれませんね。
と言うより、BATICは英語力よりも簿記の能力の方が重要な可能性があります。
BATIC受験者のTOEICの点数で見ると、
470~729点が2割、730点以上が3割というデータがあります。
これならフォルスクラブでも十分可能ですね。
そもそもTOEIC自体を受けていない方も居そうです。
しかも英検3級(中3程度)で受験する方が1割も居ました。
BATICはあまり、高等レベルの英語が出題されないのかもしれませんね。

BATICは4段階に分かれています。
マスタークラスから、基本的な会計取引を英語で出来る程度まで分類されており、
帳簿を付ける程度でしたら、上から3番目で十分と言えます。
年度の会計報告をするなら、上から2番目のクラスを取得すべきと言えます。
そして、受験者の半分は上から3番目のクラスに留まります。
実務レベルの上から2番目は1割程度で、最上級のマスタークラスはたったの1%です。
英語が苦手でも、上から3番目までのクラスは取れるかもしれませんね。
BATICはやはり、英語力よりも、会計力が必要なのでしょう。
フォルスクラブで対策するなら英語よりも、そっちの分野を勉強したいところと言えます。

フォルスクラブにCPT対策用アプリが出来たとしたら

Certified Professional Translator Test 、
通称CPT試験は自宅で受けられる英語翻訳技能試験です。
日本語だと「JTA公認翻訳専門職資格試験」とも言います。
このCPT試験をフォルスクラブで勉強する場合、
どのような内容になるでしょうか?
なお、中国語部門のCPTもありますが、今回は説明を割愛します。

CPT試験では5つの技能を測ります。
すなわち、言語変換能力、専門実務翻訳能力、
異文化理解能力、IT運用能力、マネジメント能力。
大抵の英語技能試験は言語変換能力と専門実務翻訳能力だけを求めますが、
CPTはそれだけでなく、
英語圏の文化事情の精通やビジネス関連のスキルも求められるのです。
それゆえ、フォルスクラブでCPT対策をするなら、
そうした英語圏の文化についても学ぶ必要があると言えます。

では具体的にどのようなことをフォルスクラブで学ぶことになるのでしょうか?
フォルスクラブのLEARNING EYESは英語のホームドラマですが、
それだけでは不足なのでしょうか?
恐らく、フォルスクラブのLEARNING EYESだけでは、
英語圏の文化はほんの一つまみしか学べないでしょう。
日本で例えますが、「乾杯の際は、
身分が下のものが相手が持つグラスの下の方でチンする」という
暗黙の了解レベルの社会常識が存在します。
誰がそんな常識を考えたのか分かりませんが、
酒の席ではそうした暗黙の了解が存在しているのです。
そしてそれは、新人研修では教えてくれません。
暗黙の了解は「教えてくれない」からこそ、暗黙なのです。

おそらく、英語圏のビジネスの現場ではそれに似たような暗黙の了解があり、
身を持って経験しないと分からないことが多々あるのでしょう。
フォルスクラブで英語圏の文化を学ぶ場合、
そんな感じの秘中の秘を習得することになると思いますよ。
参考までに、アメリカでは「他人のグラスに酒を注ぐ」のはマナー違反です。
「お酌」したら相手は不機嫌になりますよ。
誰だって「みんなで食べる唐揚げに勝手にレモンをかけた」は、嫌ですよね?

また、ビジネス英語も重要です。
フォルスクラブでCPT対策をするなら、
ビジネス英語はマスターしないといけません。
そしてこのビジネス英語というのは、
日本語でいう「~謹んで承ります」といった敬語表現のことではありません。
アメリカのビジネスの現場では
「如何に早く正確な情報を分かりやすく相手に伝えるか」が最重要視されており、
そもそも敬語を使うことすらありません。
CPTテストでもきっとそうしたことを問われる問題が出題されますので、
フォルスクラブはしっかりと、
それに対応できるようにコンテンツの内容を構築するべきと言えます。

フォルスクラブにビジネス英語翻訳士対策用アプリが出来たとしたら

英語系の資格って何種類あるのでしょうか?
某ブログによると67種類もあるそうです。
多いですね。
ところで、ビジネス英語翻訳士という資格がありますが、
これは国家資格の通訳案内士と何が違うのでしょうか?
名前からして、ビジネスに関するエキスパートを証明する資格だと思われます。
ちなみに、ワンランク下にビジネス英語準翻訳士が、
ワンランク上にビジネス英語翻訳主任者という資格もあるみたいです。

さて、英語技能を測る試験は67種類もありますが、
ビジネス英語翻訳士の資格試験はかなり特徴的です。
それは、リーディング・ライティングオンリーという点です。
読み書きだけで、リスニングとスピーキングを測らない
珍しい英語技能検定になります。
TOEICですらリスニングがあるのに、
ビジネス英語翻訳士の資格試験はそれがないのです。

と言う事は、通信教育のフォルスクラブでも十分、
ビジネス英語翻訳士の資格試験対策が出来るのではないでしょうか?
その代わり、フォルスクラブに収録した際の内容は、超ハイレベルになる筈です。
ビジネス英語翻訳士になるには、
一級のビジネスの現場で活躍できる英語力および“表現力”を求められます。
ただ英語を話せるだけでは、
決してビジネス英語翻訳士に合格することが出来ないのです。
その辺り、どうフォルスクラブが対応するのか、見ものと言えるでしょう。

むしろフォルスクラブはビジネス日本語の講座を作るべきと言えます。
ビジネス英語翻訳士になる前にまず、
ビジネス言語を巧みに使いこなせるようにならないと、
上司にメールも出来ません。
むしろフォルスクラブやどこかの企業は
「ビジネス言語の自動翻訳ツール」を作ってくれないのでしょうか?
有料ツールでもかなり売れると思いますよ。

ビジネス英語翻訳士の話に戻しますが、
こうした資格試験は67種類もあるため、
間違えて受験してしまうケースもありそうです。
ビジネス通訳検定(TOBIS)と普通に間違えてしまいそうです。
ちなみにそっちはスピーキングオンリーなので、
フォルスクラブでリーディングとライティングしか学ばなかったら、
合格するのはまず無理でしょう。
というか、難易度もめっちゃ高いです。

フォルスクラブは英語の勉強に最適なツールですが、
TOEICレベルだと730点(大学卒業レベル)程度です。
ビジネスの現場で活躍するには、TOEICで満点を取っても、
技能の証明にならないと言われています。
だからこそ、超ハイレベルなビジネス英語技能を身に付けたことを証明した、
ビジネス英語翻訳士の資格が有用なのです。
今はまだ実装していませんが、
近い内にフォルスクラブはビジネス英語翻訳士対策用アプリを作るのでは?

フォルスクラブにTOBIS対策用アプリが出来たとしたら

TOBIS(トービス)を一言で説明するなら、ビジネス通訳検定です。
ビジネス英語がどれだけ上手かを測るテストになります。
TOBIS 2~4級はテープを聞く翻訳で、TOBIS 1級は同時通訳になります。
ちなみに「日⇒英」と「英⇒日」の両方をしますよ。

さて、フォルスクラブでTOBIS対策をする場合、ひとつ問題があります。
むしろ、GTECやBULATS、PTEにも言えることですが、
現状のフォルスクラブの機能では
スピーキング技術を学ぶのが難しいと言えます。
フォルスクラブは自習型の教材になりますので、
対人コミュニケーション能力を学ぶのが苦手なのです。
フォルスクラブの幼児向け音感育脳システムだって、
親子一緒にプレイすることでコミュニケーション能力を鍛えますよね。
正直なところ、フォルスクラブを2人プレイ用に改造しないと、
TOBIS対策は出来ないかもしれません。

逆に言えば、2人用にすれば、
フォルスクラブでTOBIS対策が出来ることを意味します。
では、どうしたら2人用に出来るのでしょうか?
システム的なことはそう難しくありませんが、問題は教材の中身と言えます。
自習型が問題なので、これを討論型にするのはいかがでしょうか?
チャット機能っぽいのがフォルスクラブにあると便利ですよね。

実はTOBIS は英語が出来るだけでは1級を取れません。
と言うのも、TOBIS 1級は同時通訳が求められるからです。
「聞く」「覚える」「考える」「話す」の4工程をリアルタイムでする必要があり、
瞬間的な理解力が必要なのです。
そもそも、「日常言語(日本語)⇒ビジネス言語(日本語)」への
翻訳をリアルタイムで出来る方は、今の日本に何人いるのでしょうか?
そして1級を目指すなら、
フォルスクラブで「瞬間理解力」と「ビジネス表現力」も必要でしょう。
【ビジネス日本語講座】というのをフォルスクラブに導入すべきかもしれませんね。
むしろ、英語よりこっちの方が重要かも?

TOBIS 1級の合格率は2%で、通訳案内士になるより難しいと言われています。
TOBIS 2級でも30%前後なので、まずは2級を取れるように頑張りましょう。

フォルスクラブにGTEC対策用アプリが出来たとしたら

フォルスクラブでGTEC対策が出来るようになったら、
どれくらい便利でしょうか?

まず、GTECの説明からしますが、
一言でいえばベネッセが行っている英語検定です。
正式名称は「global test of English communication」と言い、
ofを除き、それぞれの頭文字を取ってGTECと言います。
また、年齢別(難易度別)に分かれているのが特徴で、
小学生・中学生を対象にした「GTEC Junior」、
中学生・高校生を対象にした「GTEC for STUDENTS」、
高校生を対象にした「GTEC CBT」、
社会人・一般の方を対象にした「GTEC」があります。

この4つからさらに受験者に合わせた難易度を選択可能。
BULATSやIELTSといった英語技能テストがありますが、
そちらは全学年一まとめなので、
英検のように難易度別に用意してくれるのはありがたいですよね。
そして、GTECのテスト内容ですが、リーディング、ライティング、
リスニング、スピーキングの4技能を図ります。
TOEICと違って、スピーキング技術も測ってくれるのは嬉しいです。

さて、フォルスクラブでGTEC対策をするとしたら、
一体どのような内容になるのでしょうか?
リーディングとリスニングに関してはTOEICと同じ方法で良いかもしれませんが、
ライティングはちょっと難しく、スピーキングに至っては、
フォルスクラブでどうやって勉強すれば良いか想像すら出来ません。
スピーキング能力を鍛えるには実践的な英会話をする必要があり、
そうした生きた英語を学ぶには、やはり現実の人間を使うしかないかもしれません。

フォルスクラブは一括ダウンロードタイプの普通の通信講座なので、
英会話チャットのような機能をフォルスクラブに実装させないと、
英会話を学ぶのは難しいでしょう。
Siriの人工知能がもっと高度になれば、機械と会話することも可能ですが、
Siriはまだそこまで臨機応変に対応できません。
むしろパーフェクトに対応が出来るのなら、
それはもう完全に「翻訳機」として成立しています。
むしろ、翻訳コンニャクレベルの翻訳機がフォルスクラブに実装されたら、
人類はもう英語教育をしなくても良いのでは?

フォルスクラブにGTEC対策用アプリを搭載させる場合、
やはりスピーキングが最大のネックでしょう。
ライティングを学ぶ手段はいくらでもありますが、
会話力を通信教育で身に付けるのは、かなり難しいです。
GTECの対策をするなら、革命的な新しい機能をフォルスクラブに
搭載させる必要がありそうですね。