Certified Professional Translator Test 、
通称CPT試験は自宅で受けられる英語翻訳技能試験です。
日本語だと「JTA公認翻訳専門職資格試験」とも言います。
このCPT試験をフォルスクラブで勉強する場合、
どのような内容になるでしょうか?
なお、中国語部門のCPTもありますが、今回は説明を割愛します。
CPT試験では5つの技能を測ります。
すなわち、言語変換能力、専門実務翻訳能力、
異文化理解能力、IT運用能力、マネジメント能力。
大抵の英語技能試験は言語変換能力と専門実務翻訳能力だけを求めますが、
CPTはそれだけでなく、
英語圏の文化事情の精通やビジネス関連のスキルも求められるのです。
それゆえ、フォルスクラブでCPT対策をするなら、
そうした英語圏の文化についても学ぶ必要があると言えます。
では具体的にどのようなことをフォルスクラブで学ぶことになるのでしょうか?
フォルスクラブのLEARNING EYESは英語のホームドラマですが、
それだけでは不足なのでしょうか?
恐らく、フォルスクラブのLEARNING EYESだけでは、
英語圏の文化はほんの一つまみしか学べないでしょう。
日本で例えますが、「乾杯の際は、
身分が下のものが相手が持つグラスの下の方でチンする」という
暗黙の了解レベルの社会常識が存在します。
誰がそんな常識を考えたのか分かりませんが、
酒の席ではそうした暗黙の了解が存在しているのです。
そしてそれは、新人研修では教えてくれません。
暗黙の了解は「教えてくれない」からこそ、暗黙なのです。
おそらく、英語圏のビジネスの現場ではそれに似たような暗黙の了解があり、
身を持って経験しないと分からないことが多々あるのでしょう。
フォルスクラブで英語圏の文化を学ぶ場合、
そんな感じの秘中の秘を習得することになると思いますよ。
参考までに、アメリカでは「他人のグラスに酒を注ぐ」のはマナー違反です。
「お酌」したら相手は不機嫌になりますよ。
誰だって「みんなで食べる唐揚げに勝手にレモンをかけた」は、嫌ですよね?
また、ビジネス英語も重要です。
フォルスクラブでCPT対策をするなら、
ビジネス英語はマスターしないといけません。
そしてこのビジネス英語というのは、
日本語でいう「~謹んで承ります」といった敬語表現のことではありません。
アメリカのビジネスの現場では
「如何に早く正確な情報を分かりやすく相手に伝えるか」が最重要視されており、
そもそも敬語を使うことすらありません。
CPTテストでもきっとそうしたことを問われる問題が出題されますので、
フォルスクラブはしっかりと、
それに対応できるようにコンテンツの内容を構築するべきと言えます。