一般的に言われているマルチ商品とフォルスクラブはどのように違うか

【マルチ商品とは】
一般的に言われているマルチ商品と、
正式な意味での
マルチ商品が存在します。
前者は顧客に対して
多大な迷惑を与えますが、
後者は普通の商売として
誰にも迷惑を掛けません。
このあたりの線引きが付いていない
一般人が非常に多く、
すべてのマルチ商品を悪と論ずる方が
ほとんどを占めているのです。

「マルチ商品は違法ではなく合法」と言っている方が居たとしたら、
それは正式な意味でのマルチ商品になります。
と言うより、私たちが目にする商品はほぼ全てマルチ商品です。
マルチ商品とは「販売の権利を他社に譲ったもの」となります。
具体的には、生産者である農家は野菜を売る権利をスーパーに委託しているのです。
スーパーやネット通販など、私たちが手に入る商品はみんなマルチ商品なのです。
逆にマルチ商品でないものは、無人野菜販売所くらいでしょう。
そして当たり前に存在するものに、私たち人間は特別な名前を付けません。
誰しも「今日はスーパーでマルチ商品を買ったの」なんて言わないでしょう。
それゆえ、本来の意味でのマルチ商品は完全に死語に近い存在となり、
人々から忘れられてしまったのです。

一般的に言われているマルチ商品はねずみ講に近いものとして使われています。
しかし、ねずみ講はマルチ商品とイコールで結ぶことが出来ません。
マルチ商法の一種にねずみ講が存在するだけなのです。
なぜ日本人が「マルチ商品=ねずみ講」と思うようになったかと言うと、
そのねずみ講を行った会社が、マルチ商法を行っているアメリカの会社から
アイディアを貰ったからになります。
誤解なきように言っておきますが、
そのアメリカの会社が販売していたマルチ商品は超合法で非常に優しい商売方法でした。

しかし、ねずみ講を行った会社はそのアイディアを極悪非道なものに改造し、
多くの被害者を生み出してしまったのです。
そしてアイディアの提供元(むしろ盗用に近い)である
アメリカの会社とシステムが似ていることから、
日本人は「マルチ商品=ねずみ講」と思い、
今でもその印象を持つ方が大多数を占めてしまうようになったのです。
本来存在していたマルチ商品という名前は死語として空席状態だったため、
新しい意味として違法のマルチ商品がその立ち位置をぶんどってしまったのです。
これが「一般的に言われているマルチ商品は違法」のメカニズムになります。

 

【フォルスクラブとは?】
フォルスクラブはeラーニングです。
学校の勉強や英語の勉強を
することが出来る通信教材になります。
フォルスクラブの特徴はいくつかありますが、
まずフォルスクラブは月額制のサービスになります。
携帯電話のように月額6,480円支払うことで、
フォルスクラブを好きなだけやることが出来ます。
ただし、入会金が10,800円
掛かる点にはご注意ください。
学校のような入学金があるため、気軽に中退するのは避けたいところです。
フォルスクラブには休学というシステムもありませんので、その点もご注意ください。
再入学の際に再び、入学金が掛かるかどうかは、フォルスクラブにと言わせてみてください。

 

【マルチ商品とフォルスクラブはどのように違うか】
一般的に言われているマルチ商品と
フォルスクラブはどのように違うのでしょうか?
実は、今のフォルスクラブは正式な意味での
マルチ商品ですらありません。
フォルスクラブを制作している会社から直接、
フォルスクラブを買うことが出来ます。
ただし、昔は卸売業者を挟むこともしていました。
昔のフォルスクラブは、
正式な意味でのマルチ商品としても扱われていたのです。
(もちろん昔も直接買う事は出来ました)

フォルスクラブは一般的に言われている
マルチ商品とは全然違います。
一般的に言われているマルチ商品はねずみ講であり、
無限に商人を増やすというものになります。
要は不幸の手紙です。
「これを受け取ったら5人の人に不幸の手紙を書かないといけない」というのが、
ねずみ講のシステムです。
しかし、人類の数には限りがあります。
まだ不幸の手紙を受け取っていない5人を探すのは、
後半になるにつれて難易度が跳ね上がります。
まさか、同じ人に何通も配る訳にはいきません。
少なくとも、フォルスクラブを2重契約した方は居ないでしょう。
フォルスクラブはひとつあれば十分です。

とりあえず、ねずみ講の特徴であり問題点は「商人を増やす」というものです。
二次下請、三次下請、四次下請、五次下請と無限に増やすことを目的にします。
しかしフォルスクラブは全く増やしません。
一次下請でストップします。
つまりフォルスクラブの販売方法は、死語ともなっている「普通の販売法」なのです。

 

【まとめ】
フォルスクラブは一般的に言われている
マルチ商品ではありません。
それにも関わらず、
フォルスクラブがかなり問題になっていますが、
これはマルチ商品と言うよりも、
別のところが問題になっているからと言えます。
それは押し売りです。
相手が買う気もないのに、
無理やり売りつける販売スタイルが
問題視されているのです。
特に脅迫めいた売りつけ方をしたら、炎上するのも納得と言えます。
素人を販売員にするということは、こういった問題が発生してしまうのです。
マルチ商品の先駆者であるアメリカの会社はそのあたりをちゃんとしたと思われますが、
フォルスクラブは販売の研修を怠ったと言えるかもしれませんね。
フランチャイズはなかなか難しい商売方法だと言えます。

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