フォルスクラブの上場の可能性はどれくらい?

フォルスクラブは上場しているの?

様々な事業を手がけているフォルスクラブを提供している株式会社イー・ラーニング研究所ですが、現在のところ株式上場をしていません。いわゆる非上場企業です。上場すれば対外的な知名度が上がり、ビジネスチャンスも拡大します。実際多くの企業は上場で存在感を高め、必要な資金を集めるために株式を利用しています。こうした行動の根底にあるものは、利益の追求です。存在感や知名度が上昇すれば新たなビジネスチャンスが生まれ、さらなる利益が期待できます。また株式を一般の人に購入してもらえれば、資金調達だけでなく経営者や一部の幹部は高報酬を得られます。一般的に上場企業の給与水準は高い傾向にあり、一般社員も恩恵を受けることができるのです。

フォルスクラブはなぜ上場しない?

しかし株式上場は諸刃の剣でもあります。株主を満足させるために短期的に利益を上げることが目的となってしまい、本来の経営ビジョンを達成できなくなってしまうからです。社会貢献を目的としていた企業でも、株式公開により利益追求型になってしまった例は多く存在します。言うまでもなく、フォルスクラブの経営理念は英語を通じた社会貢献です。もしフォルスクラブが目先の利益を追求して株式上場を行ったら、いったいどうなるのでしょう。これは経営陣の手腕にもよりますが、利益を最優先する方針に転換する可能性は否定できません。一方でメリットも多くあります。知名度がアップして有能な新人が入ってきたり、事業の幅が広がったり、社員が所有するクレジットカードがアップしたりします。世界的な不況もまだ脱却できていません。そのためフォルスクラブの将来的な上場は、比較的高いといえます。

フォルスクラブの上場区分はどこになる?

もしフォルスクラブが上場すれば、どこの区分になるのでしょうか。かつて株式市場は「東証一部」「東証二部」などに分けられていましたが、2022年4月からガラリと変わりました。機関投資家による活発な売買が期待されて規模の大きい企業が集まる「プライム」、十分な流動性が維持されている企業が主体の「スタンダード」、高い成長が期待できる企業が多い「グロース」の3区分です。フォルスクラブはこれまでの実績と将来の成長力から、グロースに区分される可能性が高いといえます。

上場によってフォルスクラブの評価はどう変わる?

これまでフォルスクラブは不要な広告を行わず口コミなどで業績を伸ばしてきました。広告に頼らないからこそ、スポンサーに忖度せず品質を高めることで成長し続けてきたのです。ところが上場によって「儲け主義に走った」「社会貢献がおろそかになった」「社員の対応が悪くなった」という評価を受けかねません。株主を満足させる利益を実現させるために、料金の値上げに踏み切る可能性もあります。評価を落とさないためにも、そして利用者を失望させないためにもこれまで以上の企業努力が必要です。もちろん本来の目的である英語による社会貢献の理念を持ち続けることは言うまでもありません。

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