フォルスクラブに知的財産翻訳検定対策用アプリが出来たとしたら

英語技能に関する資格には、それぞれランク(難易度)が存在します。
TOEICあたりが最も簡単だと言えるでしょう。
フォルスクラブでTOEICの勉強をするとしても、
高校生レベルの技能しか身に付けられません。
大学受験でしたらフォルスクラブはかなり役に立ちますが、
大学生として、新卒社会人として、超一流のビジネスマンとして活躍するには、
それぞれ必要な技能があり、その技能を客観的に証明する手段として資格が存在します。
そうした事情から近年、知的財産翻訳検定を受験する方が増えてきていると言えます。


翻訳のお仕事をするには、フォルスクラブで漫然と英語を学ぶだけではいけません。
先も言いましたが、フォルスクラブでは高校生クラスの英語しか身に付けられません。
学術レベルの英語力、その国の文化・法律に適応した英語力を身に付けないと、
翻訳の仕事にありつけない場合があります。
知的財産翻訳検定は、言ってしまえば、
国際特許の出願に必要な書類を用意するお仕事と言えそうです。
実際にはそれ以外の仕事もたくさん行いますが、国際特許の申請は非常に難しく、
普通の翻訳家では出来ないと言われています。
その国の特許を取得するには、その国の文化や法律なども知る必要があり、
様々な専門知識を有していないといけないのです。

 
そもそも、日本語の特許一覧で紹介されている商品説明を
正しく理解出来ている一般人は非常に少ないと思います。
日本語バージョンを理解できなければ、
海外の特許なんて全く手も足も出ないでしょう。
そこで知的財産翻訳検定の出番です。
そうした海外の特許を申請できるレベルの
翻訳力を持つことを証明した資格になりますので、
この知的財産翻訳検定の資格を持てば、
その仕事が必要な会社へと就職することが可能と言えます。
もしくは、行政書士みたいに仕事のみを請け負う感じかもしれませんね。
ともかく、こうした仕事が出来る人物は非常に少なく、
それゆえ給料の方もかなり良いです。
知的財産翻訳検定の資格を狙っている方はかなり居ると思いますよ。


では、フォルスクラブで知的財産翻訳検定の勉強をするとしたら、
その内容はどういったものになるでしょうか?
恐らく、英語の勉強のほか、様々な専門知識も同時に学ぶことになります。
世界の特許事情や、どういったものが特許で出願されているかも
フォルスクラブで学ぶことになるかもしれませんね。
難易度が高すぎて、教材がどれほど厚くなるか見当も付きません。
フォルスクラブは電子情報なので、
ここは「容量が重くなる」と表現した方が良かったかもしれませんね。
仮にフォルスクラブに知的財産翻訳検定対策のコンテンツを搭載させるとしたら、
2TBくらいあれば大丈夫でしょうか?
知的財産翻訳検定に合格するためには、
1万時間くらい勉強する必要があるかもしれませんね。

フォルスクラブにTQE対策用アプリが出来たとしたら

翻訳の仕事をする場合、特別な資格は要りません。
英語の語彙力、和訳表現力などが必要ですが、
そうしたものの良し悪しを測る指標は少ないです。
普通自動車運転免許証のようなものがあれば良いのですが、
そうした公的に認められている資格は存在しません。
そんな中、TQEが注目を集めています。
翻訳家として働くために、
翻訳実務検定を受ける方が最近増えているそうです。

もしもフォルスクラブでTQEの勉強ができたらどうでしょうか?
フォルスクラブは英語の勉強に特化したコンテンツが揃って居ますので、
TQE対策の講座も作成できるかもしれません。
また、英語技能検定は数十種類ありますが、
TQEはフォルスクラブで勉強しやすい特徴があります。

 

まず、フォルスクラブの特徴ですが、
これはパソコンやスマホ、タブレットを使ったEラーニングになります。
教材をそれらのツールにインストールして、
それらの機械に向かってひとりで勉強します。
塾や学校と違って、
自分の好きな時に勉強できるのがフォルスクラブの利点です。
ただし、フォルスクラブでは英会話のトレーニングが出来ません。
そうした生きた英語を学ぶには、やはり人間の存在が必要不可欠になります。
英会話チャットや英会話喫茶などに通わないと、
英会話能力を鍛えるのは難しいと考えます。

ただし、TQEは英会話能力を測りません。
受験者が相対するのは英語の文章であり、
リーディング能力ライティング能力に優れていればいいのです。
また、TQEはパソコンから受験します。
インターネットさえあれば、どこでも受験出来ます。
実務検定とも言われていますので、
実際の仕事に近い状況でTQEは試験を行うのです。
翻訳家の仕事は紙が届くのではなく、
PDFファイルやワードなどで依頼が来ます。
印刷しても構いませんが、
入力作業は当然、パソコンに打ち込むことになります。
翻訳能力のほか、タイピング技能も必要となるでしょう。
なお、辞書の使用もOKです。
もちろん、ネットの翻訳ソフトを使用しても大丈夫ですが、
そうした翻訳ソフトはTQEに合格できるほど優秀ではありませんので、
ご注意ください。
プロならA4の要旨4枚を1時間で翻訳しきるみたいですよ。

そうしたことから、
パソコンを主体に勉強するフォルスクラブはTQEに有利なのです。
フォルスクラブで翻訳家クラスの
英語能力を身に付けるのは非常に大変ですが、
数年近く英語漬けの生活を送れば、
プロレベルの翻訳力を身に付けられるかもしれませんよ。
なお、英語力のほか、和訳時の表現力も必須なので、
日本語についても勉強することをお忘れずに。
そのあたりもフォルスクラブで勉強できたら嬉しいですよね。

フォルスクラブにTEP TEST対策用アプリが出来たとしたら

TEP TESTの正式名称は
「早稲田大学-ミシガン大学 テクニカルライティング英語検定試験」
と言います。
日本にはTOEFL、BULATS、IELTS、PTE、CASEC、TSST、GTEC、
TOBIS、CPT、BATIC、CBSなど実に数十もの英語技能検定がありますが、
TEP TESTの特徴は論文やE-mail などの通信文を英語で
正確に書ける能力を測る点にあると言えます。
名称に早稲田とミシガンがある通り、
大学論文を書くのに必要な英語力を見るテストと言えそうです。
契約書や提案書も英語で書けるようにならないと、
海外で働くのは夢のまた夢と言えそうです。

TEP TESTは1~4級の4ステップに分かれています。
フォルスクラブでTEP TESTの勉強をする場合、
まずは一番簡単な4級合格を目指したいです。
4級は実社会で使う英語の基礎能力を見ますので、
そこまで難しい英語力や実務遂行技術は不要と言えます。
ただし4級程度では実務レベルの英語文書を作成することが出来ませんので、
フォルスクラブで更なる勉学に励みたいところです。
1級レベルともなれば、外国人が作成した文章を添削することも出来るようになりますよ。
1級にもなれば、即戦力として活躍出来るでしょう。

TEP TESTの試験会場は4つあります。
東京会場は当然、早稲田大学です。
また、名古屋、大阪、北九州はそれぞれの東京外国語センターにて受験します。
なお、TEP TESTは級位によって受験場所が異なることはなく、
また2種類の級を同時に受験することが可能です。
さすがに3種類の同時受験は時間的に無理でしょう。
1級のみ面接試験もありますので、しっかりと準備をするようお願いします。
ちなみに1級と2級は辞書の持ち込みはOKで、電子辞書すらセーフです。
逆に言えば、そういったものに頼っても合格することが難しい試験なのです。

フォルスクラブでTEP TEST対策をするなら、
英語文章作成能力を重点的に鍛えることになるでしょう。
単語も覚える必要がありますが、
それは既に習得している前提でTEP TEST対策をしたいです。
なのでまずは、TOEICで700点以上の点数は取っておきたいところです。
フォルスクラブは色々と英語の勉強に有用なので、
しっかりとフォルスクラブで基礎英語力を身に付けましょう。

 

基礎的な英語力を身に付けるならば、既存のフォルスクラブで十分です。
しかしフォルスクラブでは高校生レベルの英語力しか身に付けられません。
大学レベルやビジネスレベルで活躍する英語力は、
フォルスクラブはまだ対応していないのです。
勉強の手段はひとつではありませんので、色々な教科書を使うようにしましょう。

フォルスクラブにCBS対策用アプリが出来たとしたら

国際秘書検定、いわゆるCBSという資格があります。
Certified Bilingual Secretaryの略称であり、
CBSはバイリンガルとして活躍できる秘書としての技能を証明するものになります。
このCBSをフォルスクラブで学べるようになるとしたら、どのような中身になるでしょうか?

 
普通の秘書もそれなりに難しい職業ですが、
その国際版はさらにレベルがアップしていると言えます。
ビジネス英語を話せるのはもちろん、電話や来客対応、スケジュール管理、
さらには慶弔に関することも全て対応できるようにならないといけません。
フォルスクラブでCBSを学ぶ場合は、そのあたりを中心になるでしょう。
中身的にはTOEICとそう変わらず、参考書や教科書、問題集、
単語帳の4セットがあれば、しっかりとフォルスクラブで
CBSの勉強をすることが出来そうです。

 
実際の資格試験でもそのあたりが出題されますが、国際秘書として働くならば、
各国の文化も当然のようにマスターしておいた方が良いかもしれません。
特に慶弔に関しては地域ごとに差があります。
香典に包むお金も、地域によってマチマチだと思います。
そのあたりの細かい文化事情もフォルスクラブで学べればいいのですが、
バリエーションが多彩過ぎて、フォルスクラブで学びきれないかもしれません。
その国の出張が決まってから、一夜漬けで調べた方が良いかもしれません。

 
CBSは秘書検定ビジネス英語の2つを合わせたようなものと言えそうです。
プライマリー試験はパート1とパート2に分かれており、
それぞれビジネス実務とビジネス英語を試験します。
瑕疵、去就、暫時くらいの漢字は読めないと合格出来ないでしょう。
ほとんど漢検のようなこともフォルスクラブで学ばないとダメかもしれませんね。
さらに、ファイナル試験ではオフィス業務、経営学、秘書実務、英語の面接と、
色々と厳しい試験を切り抜けないといけません。
プライマリー試験の合格率は50~70%くらいですが、
ファイナル試験は20~30%とかなり低いです。
秘書検定2級を持たないと合格できないと言われています。
当然、プライマリー試験とファイナル試験の
両方に合格しないとCBSの資格はゲットできませんよ。
なお、CBSで必要なのは秘書としての能力なので、
英語力はTOEIC500程度でも合格した方が居るようです。
フォルスクラブでCBSを学ぶなら、秘書としての技能が中心になるでしょう。

 
日本に居ながらにしても、英語を使う機会はかなり増えてきました。
会社によっては海外から電話を取ることは多く、
秘書も英語くらい喋られないと仕事にならないかもしれません。
フォルスクラブで是非とも、国際的に活躍できる秘書の勉強がしたいですね。

フォルスクラブにBATIC対策用アプリが出来たとしたら

会計学を、国際的なビジネスの共通言語である
英語で理解することの出来る人材は重宝されます。
そしてそれを測る検定として
「BATIC(国際会計検定)」というのが存在します。
ちょっと大雑把に説明しますが「英語の簿記」のような感じです。
あと「国際的な会計学の事情」についても、BATICにて問われます。

さて、フォルスクラブでBATICが学べるとしたら、
どのような内容になるのでしょうか?
単純に、簿記の問題をフォルスクラブが英語で出題するだけになるのかも・・・。
それもまた勉強になりますが、
英語のエキスパートでないとかなり難しいかもしれませんね。
恐らく、TOEICで950点以上取れないと、
「英語で書かれた参考書」は理解できないのでは?
フォルスクラブでTOEIC対策が可能ですが、
フォルスクラブで目指せるのは730点までで、それ以上を取るなら、
フォルスクラブ以外の教材が必要となります。
少なくとも、海外の大学の授業を英語で聴いて
理解できるだけの英語力が必要と考えます。

実際のところ、BATIC受験者の5割が、簿記2級保持者です。
海外で通用する会計学の知識を身に付ける前にまずは、
日本で通用する会計学の知識を身に付けるべきかもしれません。
フォルスクラブはまだ簿記を学べるアプリを実装していませんので、
まずはそちらから導入すべきかもしれませんね。
と言うより、BATICは英語力よりも簿記の能力の方が重要な可能性があります。
BATIC受験者のTOEICの点数で見ると、
470~729点が2割、730点以上が3割というデータがあります。
これならフォルスクラブでも十分可能ですね。
そもそもTOEIC自体を受けていない方も居そうです。
しかも英検3級(中3程度)で受験する方が1割も居ました。
BATICはあまり、高等レベルの英語が出題されないのかもしれませんね。

BATICは4段階に分かれています。
マスタークラスから、基本的な会計取引を英語で出来る程度まで分類されており、
帳簿を付ける程度でしたら、上から3番目で十分と言えます。
年度の会計報告をするなら、上から2番目のクラスを取得すべきと言えます。
そして、受験者の半分は上から3番目のクラスに留まります。
実務レベルの上から2番目は1割程度で、最上級のマスタークラスはたったの1%です。
英語が苦手でも、上から3番目までのクラスは取れるかもしれませんね。
BATICはやはり、英語力よりも、会計力が必要なのでしょう。
フォルスクラブで対策するなら英語よりも、そっちの分野を勉強したいところと言えます。

フォルスクラブにCPT対策用アプリが出来たとしたら

Certified Professional Translator Test 、
通称CPT試験は自宅で受けられる英語翻訳技能試験です。
日本語だと「JTA公認翻訳専門職資格試験」とも言います。
このCPT試験をフォルスクラブで勉強する場合、
どのような内容になるでしょうか?
なお、中国語部門のCPTもありますが、今回は説明を割愛します。

CPT試験では5つの技能を測ります。
すなわち、言語変換能力、専門実務翻訳能力、
異文化理解能力、IT運用能力、マネジメント能力。
大抵の英語技能試験は言語変換能力と専門実務翻訳能力だけを求めますが、
CPTはそれだけでなく、
英語圏の文化事情の精通やビジネス関連のスキルも求められるのです。
それゆえ、フォルスクラブでCPT対策をするなら、
そうした英語圏の文化についても学ぶ必要があると言えます。

では具体的にどのようなことをフォルスクラブで学ぶことになるのでしょうか?
フォルスクラブのLEARNING EYESは英語のホームドラマですが、
それだけでは不足なのでしょうか?
恐らく、フォルスクラブのLEARNING EYESだけでは、
英語圏の文化はほんの一つまみしか学べないでしょう。
日本で例えますが、「乾杯の際は、
身分が下のものが相手が持つグラスの下の方でチンする」という
暗黙の了解レベルの社会常識が存在します。
誰がそんな常識を考えたのか分かりませんが、
酒の席ではそうした暗黙の了解が存在しているのです。
そしてそれは、新人研修では教えてくれません。
暗黙の了解は「教えてくれない」からこそ、暗黙なのです。

おそらく、英語圏のビジネスの現場ではそれに似たような暗黙の了解があり、
身を持って経験しないと分からないことが多々あるのでしょう。
フォルスクラブで英語圏の文化を学ぶ場合、
そんな感じの秘中の秘を習得することになると思いますよ。
参考までに、アメリカでは「他人のグラスに酒を注ぐ」のはマナー違反です。
「お酌」したら相手は不機嫌になりますよ。
誰だって「みんなで食べる唐揚げに勝手にレモンをかけた」は、嫌ですよね?

また、ビジネス英語も重要です。
フォルスクラブでCPT対策をするなら、
ビジネス英語はマスターしないといけません。
そしてこのビジネス英語というのは、
日本語でいう「~謹んで承ります」といった敬語表現のことではありません。
アメリカのビジネスの現場では
「如何に早く正確な情報を分かりやすく相手に伝えるか」が最重要視されており、
そもそも敬語を使うことすらありません。
CPTテストでもきっとそうしたことを問われる問題が出題されますので、
フォルスクラブはしっかりと、
それに対応できるようにコンテンツの内容を構築するべきと言えます。

フォルスクラブにビジネス英語翻訳士対策用アプリが出来たとしたら

英語系の資格って何種類あるのでしょうか?
某ブログによると67種類もあるそうです。
多いですね。
ところで、ビジネス英語翻訳士という資格がありますが、
これは国家資格の通訳案内士と何が違うのでしょうか?
名前からして、ビジネスに関するエキスパートを証明する資格だと思われます。
ちなみに、ワンランク下にビジネス英語準翻訳士が、
ワンランク上にビジネス英語翻訳主任者という資格もあるみたいです。

さて、英語技能を測る試験は67種類もありますが、
ビジネス英語翻訳士の資格試験はかなり特徴的です。
それは、リーディング・ライティングオンリーという点です。
読み書きだけで、リスニングとスピーキングを測らない
珍しい英語技能検定になります。
TOEICですらリスニングがあるのに、
ビジネス英語翻訳士の資格試験はそれがないのです。

と言う事は、通信教育のフォルスクラブでも十分、
ビジネス英語翻訳士の資格試験対策が出来るのではないでしょうか?
その代わり、フォルスクラブに収録した際の内容は、超ハイレベルになる筈です。
ビジネス英語翻訳士になるには、
一級のビジネスの現場で活躍できる英語力および“表現力”を求められます。
ただ英語を話せるだけでは、
決してビジネス英語翻訳士に合格することが出来ないのです。
その辺り、どうフォルスクラブが対応するのか、見ものと言えるでしょう。

むしろフォルスクラブはビジネス日本語の講座を作るべきと言えます。
ビジネス英語翻訳士になる前にまず、
ビジネス言語を巧みに使いこなせるようにならないと、
上司にメールも出来ません。
むしろフォルスクラブやどこかの企業は
「ビジネス言語の自動翻訳ツール」を作ってくれないのでしょうか?
有料ツールでもかなり売れると思いますよ。

ビジネス英語翻訳士の話に戻しますが、
こうした資格試験は67種類もあるため、
間違えて受験してしまうケースもありそうです。
ビジネス通訳検定(TOBIS)と普通に間違えてしまいそうです。
ちなみにそっちはスピーキングオンリーなので、
フォルスクラブでリーディングとライティングしか学ばなかったら、
合格するのはまず無理でしょう。
というか、難易度もめっちゃ高いです。

フォルスクラブは英語の勉強に最適なツールですが、
TOEICレベルだと730点(大学卒業レベル)程度です。
ビジネスの現場で活躍するには、TOEICで満点を取っても、
技能の証明にならないと言われています。
だからこそ、超ハイレベルなビジネス英語技能を身に付けたことを証明した、
ビジネス英語翻訳士の資格が有用なのです。
今はまだ実装していませんが、
近い内にフォルスクラブはビジネス英語翻訳士対策用アプリを作るのでは?

フォルスクラブにTOBIS対策用アプリが出来たとしたら

TOBIS(トービス)を一言で説明するなら、ビジネス通訳検定です。
ビジネス英語がどれだけ上手かを測るテストになります。
TOBIS 2~4級はテープを聞く翻訳で、TOBIS 1級は同時通訳になります。
ちなみに「日⇒英」と「英⇒日」の両方をしますよ。

さて、フォルスクラブでTOBIS対策をする場合、ひとつ問題があります。
むしろ、GTECやBULATS、PTEにも言えることですが、
現状のフォルスクラブの機能では
スピーキング技術を学ぶのが難しいと言えます。
フォルスクラブは自習型の教材になりますので、
対人コミュニケーション能力を学ぶのが苦手なのです。
フォルスクラブの幼児向け音感育脳システムだって、
親子一緒にプレイすることでコミュニケーション能力を鍛えますよね。
正直なところ、フォルスクラブを2人プレイ用に改造しないと、
TOBIS対策は出来ないかもしれません。

逆に言えば、2人用にすれば、
フォルスクラブでTOBIS対策が出来ることを意味します。
では、どうしたら2人用に出来るのでしょうか?
システム的なことはそう難しくありませんが、問題は教材の中身と言えます。
自習型が問題なので、これを討論型にするのはいかがでしょうか?
チャット機能っぽいのがフォルスクラブにあると便利ですよね。

実はTOBIS は英語が出来るだけでは1級を取れません。
と言うのも、TOBIS 1級は同時通訳が求められるからです。
「聞く」「覚える」「考える」「話す」の4工程をリアルタイムでする必要があり、
瞬間的な理解力が必要なのです。
そもそも、「日常言語(日本語)⇒ビジネス言語(日本語)」への
翻訳をリアルタイムで出来る方は、今の日本に何人いるのでしょうか?
そして1級を目指すなら、
フォルスクラブで「瞬間理解力」と「ビジネス表現力」も必要でしょう。
【ビジネス日本語講座】というのをフォルスクラブに導入すべきかもしれませんね。
むしろ、英語よりこっちの方が重要かも?

TOBIS 1級の合格率は2%で、通訳案内士になるより難しいと言われています。
TOBIS 2級でも30%前後なので、まずは2級を取れるように頑張りましょう。

フォルスクラブにGTEC対策用アプリが出来たとしたら

フォルスクラブでGTEC対策が出来るようになったら、
どれくらい便利でしょうか?

まず、GTECの説明からしますが、
一言でいえばベネッセが行っている英語検定です。
正式名称は「global test of English communication」と言い、
ofを除き、それぞれの頭文字を取ってGTECと言います。
また、年齢別(難易度別)に分かれているのが特徴で、
小学生・中学生を対象にした「GTEC Junior」、
中学生・高校生を対象にした「GTEC for STUDENTS」、
高校生を対象にした「GTEC CBT」、
社会人・一般の方を対象にした「GTEC」があります。

この4つからさらに受験者に合わせた難易度を選択可能。
BULATSやIELTSといった英語技能テストがありますが、
そちらは全学年一まとめなので、
英検のように難易度別に用意してくれるのはありがたいですよね。
そして、GTECのテスト内容ですが、リーディング、ライティング、
リスニング、スピーキングの4技能を図ります。
TOEICと違って、スピーキング技術も測ってくれるのは嬉しいです。

さて、フォルスクラブでGTEC対策をするとしたら、
一体どのような内容になるのでしょうか?
リーディングとリスニングに関してはTOEICと同じ方法で良いかもしれませんが、
ライティングはちょっと難しく、スピーキングに至っては、
フォルスクラブでどうやって勉強すれば良いか想像すら出来ません。
スピーキング能力を鍛えるには実践的な英会話をする必要があり、
そうした生きた英語を学ぶには、やはり現実の人間を使うしかないかもしれません。

フォルスクラブは一括ダウンロードタイプの普通の通信講座なので、
英会話チャットのような機能をフォルスクラブに実装させないと、
英会話を学ぶのは難しいでしょう。
Siriの人工知能がもっと高度になれば、機械と会話することも可能ですが、
Siriはまだそこまで臨機応変に対応できません。
むしろパーフェクトに対応が出来るのなら、
それはもう完全に「翻訳機」として成立しています。
むしろ、翻訳コンニャクレベルの翻訳機がフォルスクラブに実装されたら、
人類はもう英語教育をしなくても良いのでは?

フォルスクラブにGTEC対策用アプリを搭載させる場合、
やはりスピーキングが最大のネックでしょう。
ライティングを学ぶ手段はいくらでもありますが、
会話力を通信教育で身に付けるのは、かなり難しいです。
GTECの対策をするなら、革命的な新しい機能をフォルスクラブに
搭載させる必要がありそうですね。

フォルスクラブにTSST対策用アプリが出来たとしたら

TSSTを一言で紹介するなら「電話を使ったスピーキング試験」です。
大抵の英語技能試験は、試験会場に行ってペーパーテストや面接をする、
もしくはパソコンを使ったオンライン受験ですが、
TSSTは自宅に居ながら電話で受験することができる試験になります。
携帯電話からでも公衆電話からでもTSSTは受験可能ですが、
IP電話は上手く認証できない可能性があり、PHSとスカイプは対象外です。
ただしフリーダイアルではありませんので、
なるべく安く済む、固定電話をご利用ください。

では、フォルスクラブでTSST対策用アプリが出来たとしたら、
どういったものになるでしょうか?
少なくともTSST対策アプリは、
従来のフォルスクラブのコンテンツとは一線を画するものとなるのは間違いありません。
フォルスクラブの小学生英語アプリ、恋の英会話、
高校生向けeラーニングはリーディングを学ぶのに有用で、
フォルスクラブのLEARNING EYESはヒアリングを学ぶのに適しています。
しかしどのフォルスクラブのコンテンツも、スピーキングを鍛える機能が付いていません。
TSST対策で必要なスピーキングを鍛えるには、
その発声した英語スキルが正しいかどうかを判別する必要があり、
Siriを超える非常に高度な人工知能が必須と言えます。
もしくは英会話チャットのように
直接人間とコミュニケーションを取るといった手段がありますが、
そうしたものを用意するのは、流石のフォルスクラブにも難しいでしょう。

となると、フォルスクラブでTSST対策をするならどういったものにすべきでしょうか?
通信教育で「英語の受け答え」を学ぶには、どういったことをすればいいのでしょうか?
しかしいま日本にある英会話の通信教育はどれも人を介したもので、
フォルスクラブのようにすべてコンピューターだけで対応できるシステムを、
英会話の練習にも求めるのはやはり難しいのかもしれません。
こうなったら、録音機能を使って、
自分で発声した英語を自分で聞き直すといったことをすべきかもしれませんね。
そういえば、音声入力機能は普通にありますので、
それを使えば、自分が正しく英語を発声しているかも分かりそうです。
TSSTは、文法や語彙だけでなく、発音や流暢さも審査しますので、
コンピューターの音声入力機能相手に、発声練習をするのも良いかもしれませんよ。
カラオケの点数評価みたいに、フォルスクラブにもそうした機能が追加されたら、
面白そうですね。